あとりえと3人の子供たち
あとりえにながく通っているお子さんのお母さんに率直なご意見を書いてもらいました。これから月に一度掲載します。
「お母さんの言葉」 Ⅰ ペンネーム・蕾
あとりえ・チビッコとの出会いは長女が小1の10年前の春。今と同じ桜でいっぱいの大倉山記念館での展覧会に偶然入り、一周する頃には長女も私も入会する気満々でした。(笑)
教室見学の時、「鶴見川で遊んでいた親子でしょ?主人と写真を撮りに行って見かけて、あんな子たちがあとりえに入ってほしいわねって話していたのよ」 と言われ恥ずかしかったけれど、とても嬉しくて、その時長女が描いた筍の絵と共に忘れられない想い出です。
次女は待ちきれずに年長の秋に、長男も小1で入会し、水曜日はスケッチブックを3つ並べて立てかけて、パパの帰りを待ったものです。
3人も通わせていると 「あとりえってどう?」とよく人に聞かれました。「お絵描きや工作を心ゆくまでやらせてくれるし、何より私が先生の事が大好きなんです」 と答えてました。昔はお手紙、今はブログ、私は先生の文章の1ファンでもあります。子供たちは工作の時などあらしや雷が鳴ってもなかなか帰ってこなくて心配したり、あまり遅くて先生に家まで送ってもらったこともありました。
長女と長男は4年生の頃突然絵の感じが変わりビックリしたのが印象的でした。二人とも同じ年頃で同じ花の絵でした。次女はその頃にあとりえを辞めてしまいましたが銀のスプーンをもらえなかった事をずっと残念がっていました。好きでつらーーいスポーツの道に進んでしまったけれど、良かったのかな・・・・・。長女は今春、美系の高校へ進学しました。作品講評会で「まじめで誠実な絵で評価できるが、まじめさは欠点にもなる」 と辛口なコメントを頂きました。多分先生が知っている頃の作品と何も変わってないでしょう。
10年て、やはり、長いです。次から次へと思い出が浮かんでとりとめがなくなってきました。本当にお世話になったんだなあとつくづく感じます。長男は最後の年にもかかわらず、あとりえの後の遊びの事で頭がいっぱいで気あいがはいってないかと思いますが。
あと少し、どうぞよろしくお願いします。
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